第18話

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2月1日


「おはよ~」


彩はいつもの朝を過ごしてる。


「おはよう。彩、今日から頑張んなさいね」


「はい!ママ・・・あッ木内専務!」


「はは!彩、会社でママはマズいけど木内専務って~・・」


「えぇ~なんで~・・・」


「彩、俺達の事は名字で呼べばいい。俺達の会社は全員そうだ!肩書きはあるが使わねぇ・・」


「・・ん。わかった。」


「それから、・・彩の事は智の婚約者で俺の娘だと紹介する。智は俺らの後継者になる。智の立場を考えれば、その方が後々面倒が掛からない。いいか?」


「・・いいのかなぁ?・・あたしばっか嬉しい//」


「彩、俺がそうしたいんだ。彩に側に居て欲しいから」


「・・あたしも側で手伝いたい・・・」


「はは・・彩ちゃんはやっぱいい女だな?悩む必要ねぇじゃねぇか」


「そうね、彩ちゃんはそういう子よね」


「彩、そのままでいなさいよ。」


「じゃあ、そういう事で・・」


「今日からご指導の程、宜しくお願いします。」


「お願いします。」


2人で頭を下げそっと手を繋いだ。




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