side難

第19話

あれから4年が過ぎた。

レナは18歳、高校3年生だ。

俺は保護者として見守り続けた。

そんなある日レナが俺に進路のことで相談してきた。

大学に行きたい。でもお金をカタに出してもらうならやめようと思ってると。俺はこういった。

「俺はお前が夢を持って大学に行ってくれるならいい。金は大丈夫だ。俺は弁護士だし、お前の大学の学費ぐらいはあるといった。

私の夢は、カタのような弁護士になりたいという麗奈。

おいおい嬉しいことをいってくれるな。と思った俺は、どこの大学だというと、法大だといったので、よし、いいだろうという。

法大は俺でも受からなかったが、法大に行けば海外で弁護士になることもできるので、頑張るように伝えたのだ。

こいつは俺からみてもきれいだとも思う。

この前弟にレナちゃんって美人だねと言われてしまった。

俺の同級生もレナはきれいだよねと口をそろえていうのだ。

俺は理性を保つ努力をしているのだ。俺を男としてみてねえよな。レナは。

受験が終わり、合格発表を待ってる時のある日、レナはリビングで寝てしまったので、俺はベットに連れて行こうとレナを抱いて連れて行こうとしていた。その時、ふとももの所に手が言ってしまった。

やべー襲いたくなるといい、ベットにレナを下して、やっぱりだめだ。こいつの悲しそうな顔を見たくねえと思い、やめた俺。


そしてベットで朝、目が覚めると麗奈は「あれ、私リビングにいたんだよね。でもベットになんで」というと、「っち俺が運んだんだよ。お前重かったんだぞ」という。

「ごめんなさい。ダイエットします」といったので、「ダイエットはしなくていい」といった。本当は軽すぎだってのにと思った。

郵便局から即宅で届いたのは結果発表だった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る