side難
第13話
こいつは驚いたが、俺自身はすごくうれしい。
カタと言われて「なんだ。」と聞くと、「今日はどうだったの」と聞かれたので答える。「被告人の弁護士と顔合わせに行ってきた。あいつは罪は認めるってよ。それと判決はどんな判決が出たとしても自分で受け止めるってよ。」と言った。「そうか。よかった」とレナ。
そして麗奈は俺に「カタに何も返せないけど、これからもよろしくお願いします」という麗奈。
「っち返せなくてもいいんだよ。お前は幸せならいいんだ」という俺に「なんで舌打ちするの」と聞くから「別に」という。
「来週月曜に裁判だよね。私は学校があるからいけないね」というが、「裁判所からの命令でお前は出廷しなきゃならないんだが」という俺。そっか。というと(ああー私遠足いけないんだね)という心の声が聞こえてきた。こいつの心が寂しそうになってる。と思う俺は次の日に学校に「昨日心の声でさ。レナが遠足に行きたがってるんだよな。俺としては行かせてやりたいんだよな。でも裁判は延期は絶対できないんでな。」というと、校長が出てきて「遠足の事なんですけど、教頭と話し合った結果、月曜日の遠足は延期にしましょうということになったのです」というと、「保護者から要望がありまして、せっかくの転入生が初めての学校行事に参加できないのは、かわいそうとかいろいろと要望をいただきましてね。また後日にしましょうということになったんですよ。」という。湊はありがとうございますといい校長に頭を下げた。何事もなかったように校長は出ていかれた。
俺はホールルームで知らせないとね。というと、クラスに伝えた。すると、クラスでは全員歓喜が沸き起こったらしい。牧といけるという生徒が嬉しそうに握手をして麗奈はみんなといけるというと嬉しそうにやったと声を上げた。
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