side難
第4話
「レナ、これからの共同生活で覚えてもらいたいことがあるんだ」というとレナがこくりしてきたので、話を始めた。
「まず、俺の仕事の事だ。俺の仕事は弁護士をしてる。俺は仕事を家に持ち込むことはしないが、仕事上法律の本がそこらへんに散らかり放題かもしれないが、片づけなくていい。
それからお前は今確か中学生だったな。勉強も少し遅れてるかもしれないからしばらくは俺がついて教える。それと一応お前は女の子だから、服はかわいいのを着ような」といいレナの服装を見た。
レナは真っ赤にして、口パクでみるなという。
明日、買い物に連れていってやるという俺にレナは大喜びだった。
レナを連れてショッピングモールに出かける。
まず、レナの服をみねえとなと思った俺は知り合いの店に行くことになった。
その店に行くと「カタ、どうしたの」という女性。
モエ姉と呼ぶと、「その子どうしたの」と聞かれた。
俺は「事情があって俺がこいつを育てるの」というとびっくりしたみたいで、でも「あんたはなんでもできるもんね」という。モエ姉は俺の友達の姉貴で、アパレル業界では有名な人だ。
モエ姉、こいつの服お任せでというと、早速見てくれてるモエ姉。
「じゃこれ着て」というと試着室に連れて着替えをしてる。
すると、身にまとうと出てきたレナをみて俺はびっくりした。
「ちょっとモデルさんみたい」とモエ姉が言った。
モエ姉が俺を見て「何ボッとしてるのよ。そりゃ見とれるのは仕方ないにしても何か言ってあげなさいよ」と言われて「チッ似合ってる。」という俺。あんたは素直じゃないね」と言われてしまった。
俺が「これにする」というと彼女は心の中で値段高いと言われたが、俺は買う。モエ姉がありがとうございましたと頭を下げてお見送りした。
「次はうまいものでも食うか」というとカタ、あの服高かったのにと心で言われて、「いいんだよ。お前は気にするな。あの服お前によく似合ってたよ」と伝えた。ありがとうと口パクで言ってくれた。「あっそうだ。お前甘いもの好きなんだったな」というと俺はケーキ屋に連れて行った。ここも知り合いがいるので、「いらっしゃい。カタ先生。」という彼は俺の同級生ライだった。
今日は女の子と一緒なんですねと聞くと、俺はライの心を勝手に読んで。「お前また店のマスターに叱られたらしいな」というと、「おい勝手に読むなっていってるじゃんか」というライ。
するとレナがライさんかわいそうといい、俺を冷やかな目を向ける。「この子が例の」と聞かれた。「ああーそうだよ」というと、
俺はコーヒーとシュークリームと伝えて、こいつはうわーガトーショコラが食べたいけど、あえてチーズケーキにしとこうと言われるので、俺がガトーショコラとレモンティと伝える。
こいつはまだ決まってなかったのにと抗議されるが、「お前は我慢が見え見えだぞ。残念だが、ちゃんと率直に食べたいものを言え」といってやった。かしこまりましたといい、ライが消えて行った。
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