sideレナ

第3話

私の事と思ってると、「ちっ過去の事とかだ」というカタ。

私は過去についてカタに心でいう。

親は父は学校の教員で母はその教え子だって話してた。三歳になるまでは母方の祖母と父と母で暮らしてたんだってさ。でもその後母の祖母が亡くなってしまってね。その後父は自分の父が結婚に反対してたことである日子供と出て行けと言われてしまったの。父は説得したんだけど、母はとうとう私と出て行ってしまって、母は私を育てるつもりだったんだけど、身体がもともと弱くて生活保護を受けてたんだけど、ある日、父の父が私を施設に預けたらお前の病院代すべて払ってやるって言われても母は私を手放さなかった。だから私は自分から母を守るために施設に行こうって決心して自分自ら行くことになったの。だけど、その施設で私はいじめにあったの。そのいじめってのは一日中部屋の掃除や片づけをしたりとかご飯食べさせてくれなかったりとか先生に部屋に閉じ込められて身に覚えもない罪をきせられたりとかだよ。そんな施設が嫌だったけど、私なりに頑張ったんだけど、ある日、施設の友達がきて私に教えてくれたの。あの時、水を出したのは私なんだけど、私レナちゃんがしたとかいった覚えないよ。ってその友達が言ってることは本当だった。先生が私にこういったの。お前かわいそうだなあ。これからお仕置きが待ってるんだよ。お前はしてはないのになって言われた。その言葉を聞いて突然のショックで私は声を失ったの。それから私が中学校になったある日、施設から脱走したの。前々からあの公園の噂を知ってたの。あの公園にたどり着いたと心に中で答えた。するとカタは私を抱きしめて「お前は俺が引き取って声も出るように直してやる。お前が大人になるまでここにいてもいい、俺がお前の親代わりだ」というカタ。

カタはどうして私を引き取ってくれる気になったのかと思ってると、半分は興味だ。でももう半分はお前と俺のどこかが重なって見えたんだ」というカタ。

こうしてカタと私は共同生活をすることになった。

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