side難
第2話
俺はこの少女を連れて帰った。
俺は今アパートに一人で暮らしてる。
連れて帰ると、こいつをベットに寝さして布団をかけて頭に冷たいタオルを置く。よく見るとこいつかわいい。と思ってる俺だったが
俺吉井難「ヨシイカタ」という。一応社会人だ。
俺は実は不思議な力がある。心の声を読む能力、つなわち思ってることが聞こえるのだ。だから少女のあの時思ってることを読めてしまったのだ。
おっと目を覚ましたみたいだな。俺は少女を見ると「お兄さん誰」と思ってるから「吉井難。」というとどうして私の思ってることがわかるのって顔にも出てたので、「ふっ今は教えない」といって「水ほしいか」と聞くとこくりうなずく。ペットボトルのキャップを外すと口に持っていって飲ます。そして少女に「ゆっくり休めよ」といい、頭をよしよししてやると寝た。
俺は朝までそばを離れなかった。少女が目を覚ました。熱も引いたみたいだなというと、「おなかすいた」とのことでぐうとおなかがなった。俺は少女に「何か作るから待ってろ」といい、キッチンで支度を始める。「トイレどこだろう」と聞こえてきたのでトイレの場所を教えた。「さてと食えるかな」といい、少女に持って行ったもの、こいつがこれを食べたいと心の中から訴えてきたものでそれは、「フレンチトースト」だった。
「私の好きなものだ」というと「さあ召し上がれ」という俺。
「うまいか」と聞くとこくりしてきた。
「お兄さん」と心の中で言われたので「カタってよべ」といったら、少女は「カタ。カタはどうして私の思ってることがわかるの」というから、「俺は心の声が聞こえるんだよ」という俺に「そっか。」というと、「お前、俺の事聞いても怖くねえんだな」というと、「うん、しゃべれないからさ。紙に書こうと思ってたんだけど、私の事わかるならいいよね」という。
「お前のことを知りたい」という俺に少女は心で語り始めた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。