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sideレナ

第1話

私は牧レナという。

つい先日まで児童養護施設で育てられた。

3歳の時親と別れて児童養護施設に入る。

なんでかって、それは理由がある。

その施設で私は職員からいじめを受けてた。

そして飛び出して今、捨て子公園と呼ばれている公園で生活中。

私はまだ中学生だけど、いじめられた精神的なショックで声が出ない。

この公園は捨て子と言われる子供たちがいる公園。大体男の子が多くて女の子はというと、私だけ。気に入った子を引き取る大人たちがいるけど、大半は跡取りがいない人が多いので男の子が引き取られる。

そんな中、大きい私は引き取り手がなかなか現れない。

蛇口の水でみんな、お腹を満たしてひたすら待つ。

ある日の事、私は体調を崩して少し調子が悪い私。

そんな中で今日も公園の子供たちは引き取られていく現実、それを見てうらやましいと思う半面、幸せに暮らしてねという気持ちになる。

そして誰もいなくなった公園にポツリ一人取り残されると、ベンチに座っているお兄さんを発見して、私を拾ってほしいと思ってると、「おい。そこに誰かいるのか」というお兄さん。小陰に隠れてしばらく様子をうかがってると、「女か、どうしてこの公園に」というと、「お前、施設でいじめにあって飛び出してきたみたいだな。それに調子が悪いのか」というと、「チッ誰もこいつを拾わねえのかよ」というと、私がもう限界だと知り、倒れかけた。その時、おっとといい、男性が受け止めてた。意識が遠のいたその時、「俺が連れて帰る」といったその意味を知らなかった。

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