第8話

アスカ

『あ、シンジお帰りぃ~、どうしたの?遅かったわね』


明るい笑顔でシンジを迎えるアスカ


アスカ

『で、今日の夜ご飯はなぁに』


たて続けに笑顔でシンジを覗き込む


シンジ

『た、ただいま、アスカ』


少し表情を曇らせがちのシンジ


シンジ

『あ、いや、ご、ごめん、買い物まだなんだ、今から行って来るよ』


アスカ

『なら、あたしも一緒に行く』


シンジ

『え?アスカが一緒に?』


アスカ

『なにその言い方、なんかあたしと一緒だと迷惑そうに聞こえるんだけど』


シンジ

『あ、いや、そんな事、・・・あるかも』


アスカ

『何ですってぇ~、こらぁ~、待ちなさぁ~いシンジ』


二人は勢いよく買い物に出かけようとした時に


シンジの不審な態度に気付きはじめるアスカ


アスカ

『シンジ、ちょっといい?』


シンジ

『え?何が?、どうしたのアスカ、改まって』


アスカ『どうも様子が変なのよねぇ~』


シンジ

『え、何が、僕の事?』


アスカ

『この家にあんたとわたし以外他の誰がいんのよ』


シンジ

『はは、そう言われてみれば、ごもっとも』


アスカ

『あんた何かあたしに隠し事してない?』


ズイッ、とシンジに詰め寄るアスカ

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