第6話

ある日の放課後


シンジが帰り支度をしていると一人の女の子が近付いてきた

その女の子はどこか雰囲気が以前の綾波レイに似た感じだが、見た目は全く違う


髪はショート、目は少し鋭く心の内面までも覗き込む様な感じ

笑顔でシンジに語りかける


女の子

『碇君、今日手伝ってもらってもいいかな?』


シンジ

『え、あ、いや、早く帰らないと夕食の支度が・・・』


女の子

『あら、碇君がご飯作ってるの?』


シンジ

『あ、う、うん、だから、他の人に頼めないかな』


シンジが急いでその場から立ち去ろうとした時に、彼女は何かを知っているかのように小声で彼女は呟いた


女の子

『そう、ならいいわ、折角再会出来ると思ってたのに』


再会の言葉に少し反応するシンジ


シンジ

『え?サイカイ?』


女の子

『そう、初号機があなたを待ってるわ』


シンジ

『え、エヴァ?』


女の子

『そうエヴァンゲリオン初号機、そして弐号機もね』


シンジ

『君は一体?』


女の子

『あら、自己紹介まだしてなかったわ、私は『結城ツカサ』あなたたち同様選ばれしチルドレンそう言えば分かるかしら』


シンジ

『君も選ばれしチルドレン?でももう使徒は』


ツカサ

『そう、もう襲来してくる事なんてないわ、私のいた所はエヴァに関わるのもう一つの謎を解明するのが最大の任務機関』

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