第37話

僕はその日真菜ちゃんと一緒にデートをした。夜涼しくなってからのデートで真菜ちゃんはもう大学生になっていた。あれから2年が過ぎ、真菜ちゃんは将来、保育士になりたいといい、保育士になるために勉強に励んでる。俺が車で家に行くとなにやら兄弟で話をしていた。内容はというと、「私、彩斗さんにいうべきかな」というと、「真菜、お前迷ってるの。まだ」という声が聞こえたので、そのまま俺は待つことにした。俺に真菜ちゃんは隠し事かと思い、別れ話が頭の中をよぎったけど、振られるのは悲しいけど、真菜ちゃんの人生があるから仕方ないかと思った。

茉奈ちゃんが出てきたので、俺は車で待っていた。

すると、真菜ちゃんは「彩斗さん、今日はいってほしいとこがあるんです」というと、真菜ちゃんは場所を指定した。そこはホテルだったのだ。

ホテルの部屋に着くなり、真菜ちゃんは彩斗さんちょっとシャワーいってきていいですかというと、俺はこくりと頷いた。浴びた彼女の口から出てきたのは、「私とイケない事しませんか」だったのだ。

俺はその言葉にびっくりしたのだ。真菜ちゃんから誘ってくるとは思わなかったから。僕は「いいの」といい、怪しい笑みを浮かべた。すると、彩斗さんは今まで我慢してくれていたし、私も彩斗さんなら抱かれたいし」という。「大事にする」と告げた。その日、彼女を僕は抱いた。何べんも愛してるといって。彼女も僕を好きといってくれた。そのまま僕は寝た。彼女を抱きしめながら。朝までぐっすりと。

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