第33話
「彩斗さんに迷惑かけられないのはわかってるけど、電話があって、今日は会えなくてごめんって謝ってきたの。それで今緊急で病院にいるってことがわかって急いで駆けつけたの。案の定無事でよかったけどね」という私。すると「ちゃんと説明すればよかったね」という彩斗さん。すると、「兄ちゃんが心配でね」と疑問のある声で言ってきた隼人さん。私は苦笑いだった。希望の家についた時、満さんが出てきたので、「俺泣きそう」という隼人さん。私は心境を感じ取ったので、泣く時間も必要と思った私は止めなかった。しばらく二人は大泣きしてた。子供みたいに。しばらくしてから、隼人さんは茂樹と遊んでくるといい部屋にいってた。私と彩斗さんは部屋に戻った。そうだ彩斗さんは寝てないんだと思うと、寝かしてあげたいと思ったが、「真菜ちゃんっておいしそうだね」と言われると、顔が真っ赤になってしまった私に、彩斗さんは「まだ早いか」というと、「彩斗さんはわたしとイケないことシタイ?」と聞いてしまった。「うーんしたいとは思ってるけど、真菜ちゃんを待つよ」という彩斗さん。まだ怖いと思ってる私をわかってるみたい。
でもせめて彩斗さんを寝かしてあげたいからと思い、ベットの上で「彩斗さん、抱きしめてねてもいいよ」というと、彼は私を抱きしめて寝たのだった。私もいつの間にか寝てしまってて、起きると、彩斗さんの姿がベットになかったので探してると、シャワーを浴びていた彩斗さん。その時下着一枚の姿で出てきた彩斗さんを見たら、身体は鍛えてるんだなとおもった。「真菜ちゃん」と呼ばれてドキッとした私に「平気かい」というと、真っ赤になった私はこくりとうなづいた。服を着替えた彩斗さんは「おなかすいたよ」というので、「私何か作りますね。待っててください」というと、私は冷蔵庫から簡単にできるものを考えて、フレンチトーストを焼いて一緒に食べる。「栞さんにいったら失礼なんだけど、真菜ちゃんのうまい」というので、栞さんプロだから比べられたらと思うのはショックだが、私のおいしいんだと思った。なんかそれがうれしかった。
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