第12話
今日は講演当日なので、真菜ちゃんの付き添いの医者として、真菜ちゃんと一緒に席に座る。真菜ちゃんは不安なのかそわそわしていたので、俺が彼女の手に手をのせた。すると震えが止まった。真菜ちゃんは「このままいてほしい」と言われたので、俺は落ち着かすためにこのままいた。そして兄貴の講演が始まった。
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