救いの手を差し出した側と受ける側

第10話

SIDEミツル

俺は、こいつの治療をうけてる時、ずっと考えてきた。

俺は、幼いごろは本当に幸せだった。それが突然、俺のことが原因で奪われた。俺は反抗期だったため、バイクで夜出かけることにしてた。

それを止めようと両親は、玄関で、もしあんたが出たらあんたを殺して私も死ぬっと言ってきた。

俺が出ようとしたとき、ナイフを向けてきたので、俺がつかみ抵抗してた時に、母親に刺さってしまった。それを見ていた父は、救急車といい、俺が慌てて逃げようとしてたので玄関に先回りして俺を止めようとして、ナイフを向けてきた。すると、俺は父親をナイフで刺してしまった。俺は救急車を呼ばず、逃げた。それがあざとなってしまい捕まった。子供を売り飛ばす男が来て、お前が両親を殺したんだ。本当なら刑務所送りになるのを、助けてやろうって思ってるわけといい、俺にお前を売ってやるといい、連れていかれた。その売り場はひどいにおいがしてた。

俺は逃げだそうとしたが、こいつらは俺を鎖でつなぎ、牢屋に閉じ込めた俺にお仕置きだといい火で焼いた棒を付けられる。おとなしくするからやめてくれというがやめてくれなかった。俺はたくさんの傷が出来てしまった。やっと出られたが、俺は俺と同じように売られていくやつに出会った。そしてこいつが言った。おとなしくしていれば、俺たちはいいところにもらわれるんだよという

そして俺も名前ではなく番号で呼ばれてた。俺は4番と呼ばれてた。俺をセリにかける売人。

そして俺を買ってくれたのは仙人と呼ばれてた人だった。

その仙人は、有名な探偵だった。

君には先に向かうところがあるねといい、俺の震えを見て手を置いて大丈夫って言ってくれた。警察にその人に連れられて行く俺

。俺は自首した。その後事情を聞かれたけど、着いていてくれた人は警察に今までこれなかったことを話してくれた。

そして、その人はもう刑務所に入れなくても彼は十分苦しんでるといい、俺は希望の家のものなんだが彼は売られていたんだというと警察の人も事情は察しましたといい、では保護観察処分としますといい、君の保護してくれた方に従ってもらいますといい、俺への結論をだした。俺はこの人の車に乗ってこの家に連れてこられた。この家に来たときに、寒いかと言われて、毛布を頭からかけられて暖炉に火をつけて温まらせてくれた。お腹空いたろと俺にスープを出して飲ましてくれたり、俺はこの人に抱かれた。名前を呼んでくれた時、俺はこの人なら大丈夫と信頼した。

そして、お師匠は催眠術を使い、俺の心をほぐしてくれた。

お師匠は優しかった。俺を本当の息子だと思って、希望の家の事や、運営をすべて俺に任せてくれた。そして自分は苦しいはずなのに亡くなったときに安らかな顔を見た俺は誓った。俺は捨てられたり売られたりしたものを俺みたいに救ってやろうと。

俺はこの人のおかげで今があると思い涙する俺彩人は兄貴ゴメン、痛かったと聞いてきた。なあにちょっと思いだしてしまったんだよ。昔の俺をなといい、隼人は俺たち兄弟を兄貴は拾ってくれたんだよな。あんとき拾ってくれなかったら、俺飢え死にしてたよというと。そうだったな。お前は貧しい暮らしをしてたんだよなといい、こいつらの拾った時の事を思い出した。

彩斗と隼人は家が貧しかった。とにかく、何もない家に暮らしてたんだ。こいつらを引き取ろうとした理由はこいつらが万引きしそうになったこいつらを止めたのは俺だった。

おい待て。お前らは兄弟だな、よしうちにこいといい連れて帰った。

そして、おなかをすかせてたこいつらに、食べ物を与えた。

そしてお風呂にも入れてやった。そして一緒に寝た。こいつらに足りてないものは教育だと知った俺はこいつらに勉強させ、こいつらは勉強が好きになったため彩人は俺の身体を見て兄貴、俺医者になるといい、安い国立の大学に奨学金で行き医師免許を取得した。隼人は俺の仕事を優先させるがないときはセレブや政治家たちのSPとして働いてる。お金も結構いいしお客様も隼人を気に入り今では稼いでるっていうわけ。俺は兄貴なのにいつもこんなにお前らに甘えてしまってごめんなというと昔、俺たちの万引きを止めてくれて、教育してくれてありがとうなという彩斗と隼人は優しい奴になったなと思った。

俺は差し出す側だけど、かっては受ける側だったなと改めて思うのだった。

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