捜査結果

第8話

SIDE満

彼女は佐々木さんだと思うんだけど、親は亡くなってるの、でも帰りを待ってたみたいで、すごく愛してたんだってさ。

いつも彼女の好物を買ってきてはおいてたんだってさ。というとその好物を見た俺。あれこれって森野和菓子店の白ドラじゃんという。

ねえ話すタイミングは満にまかせるけどこのお菓子渡してあげてほしいのという千秋。

ああー千秋ありがとうなという。千秋は優しいよなと思う。友達を思いやれる最高な奴だよなと思う。

栞報告書だというと、ついでに決定事項もあるからちゃんと読めというが、満様、すみません。私は今仕事中なのでというが俺が、いいから手を休めろという。

千秋がまとめてくれた報告書を読ませる俺すると栞は、私は佐々木栞だよっていうと。そっか猫のドラも父も母もなくなったんだねという栞、満様すみませんといい、俺に身を寄せてきた。そして泣く。俺も好きなだけ泣けといい胸に引き寄せた。

しばらく泣いて落ち着いてきたとき、こいつは白ドラを見てここのおじさん、すごく優しい人で買いに行ったときにおせんべいをくれるんだけどねというふふふ白ドラ美味しいよといい食べてる。俺も一口かじったらこいつは、満様がかじるなんてというが、しかたないだろうという。そして決定事項を開いてびっくりされたええー、私をここで面倒みるってことが書いてあるって条件が満様のカウンセリングを受けることってなんでだろうと思ってる私だった。

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