売られる私
第2話
この日、私を売るというご主人様は、マーケットに私を出す。
ある男性に目を付けられる。
おいお前と呼ばれても、ご主人様が私にいいというまでじっとしてろと言われるので声をかけた方に申し訳なく頭を下げた。
その男性がこいつ気に行った。いくらでも出す。こいつを今すぐほしいと言われる。そうこの方は私を飼うつもりなのだ。
1004番はそうだな1400万でどうだと言われる。
それが一生分の金だなというと、ご主人様はああー一生分の金だ。こいつのなという。
そして、男性は小切手で2000万の札を渡すと2000ですか。なぜという。こいつが俺は気にいってしまった。すぐにこいつをこちらに渡せ、こいつを自由にしろと言われると、なるほど、手切れ金ですか。わかりましたもう我々は手を出してはいけないといわれることですよねといい、その男性にご主人様が私を渡す。そしてすぐさま車に乗せられて、後部打席に一緒に乗せられる。運転手が車を出せと言われて、連れていかれる。
恐いかと聞かれ私は答える。声が出てこない。苦しいと伝えようにも無理みたいで、男性はおいおい大丈夫かと聞かれるが答えることが出来ない,するとタオルを持ち口にあてる。そしておちつけ大丈夫だからさ。私はそのまま楽になったので眠った。兄貴いいの。この女を飼って。ああーいいんだ。買ったのは俺だ。俺がこいつのご主人様だ。
こいつにはおまえたちみたいに人間らしい生活を送らせることをお前たちに誓う。
といった満は肩に引き寄せ、眠る私を切なそうにみていた。
静かに眠ってる私の頭をなでながら、俺はお前を番号で呼んだりしない。お前に人間らしい生活を送らすと約束しよう。ただし逃げたりしないならという満だった
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