次郎

第60話

「そういえば、まだお前の名前聞いてなかったな」




「あっそうでしたね」




「小尻次郎と言います!」




「おしりじろう?」



「はい、何か?」




「お前も珍しい名前だな」




「そうですか」




「だって“おしり”だろ」




「あっバカにしてます?」




「別にしてないよ」



「じゃあ“おしり”でいいな!」




「いやっ次郎って呼んで下さい」




「俺達、2人合わせると太郎次郎だな」



「なんだか猿回しと猿みたいだなぁ」




「いやっ猿と言うより、犬っぽくないですか?」




「お前が言うな!」



そして、いつの間にか一緒にパフォーマンスをする事になったのでした。




ユニット名は、やっぱり“太郎次郎”なのかなぁ。




う~ん実に気になる。

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