次郎
第60話
「そういえば、まだお前の名前聞いてなかったな」
「あっそうでしたね」
「小尻次郎と言います!」
「おしりじろう?」
「はい、何か?」
「お前も珍しい名前だな」
「そうですか」
「だって“おしり”だろ」
「あっバカにしてます?」
「別にしてないよ」
「じゃあ“おしり”でいいな!」
「いやっ次郎って呼んで下さい」
「俺達、2人合わせると太郎次郎だな」
「なんだか猿回しと猿みたいだなぁ」
「いやっ猿と言うより、犬っぽくないですか?」
「お前が言うな!」
そして、いつの間にか一緒にパフォーマンスをする事になったのでした。
ユニット名は、やっぱり“太郎次郎”なのかなぁ。
う~ん実に気になる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます