第3話 少女は出会った


そこに一人の少年が寝そべっていた。


少女と同じぐらい背丈であった。


優しいそうな笑みを浮かべ


「ようこそ。僕の部屋へ。」


といった。


少女は問う。


「あなたはだれ?」


「僕は悪魔神だよ。」


「あ、あくま?」


「そう、僕は悪魔なんだ。神でもあるけどね。」


「かみさま?あくまじゃないの?もういいや。それで~ええっと」


「悪魔神ね。」


「あくまじんはここでなにしてるの?」


「君を招いてたよ。ここにね。」


「なんで?」


「面白そうだからね。」


「おもしろい?」


「ああ。で君はどうしたい?」


「パパとママにあいたい。」グスッ


「そっか。かなえてあげる。でもね。僕に願うんだから代償が必要だよ。」


「だいしょう?」


「そう、代償。君は何をくれるの?」


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