10
「ねぇ、この後どう?」
手の仕草から一杯飲みにでもと言うことなのか…
明日も仕事だ。
「週末なら…」
と、その場を逃げる様にして出てきた。
何であんな事を言ってしまったのか…
その場しのぎの嘘でも、下手すぎる嘘だ。
梢は、少し期待もしている。
また快楽に溺れさせてもらえるのではないか…
と…
それだけの関係がこの後暫く続くとは、その時は、誰も知らない。
課長には妻子ある事も、まだ梢は知らないのだから…
抜け出せない迷路へと入り込んでしまったまま……
~年の差~fin~
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます