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「ねぇ、この後どう?」


手の仕草から一杯飲みにでもと言うことなのか…


明日も仕事だ。


「週末なら…」


と、その場を逃げる様にして出てきた。


何であんな事を言ってしまったのか…

その場しのぎの嘘でも、下手すぎる嘘だ。


梢は、少し期待もしている。

また快楽に溺れさせてもらえるのではないか…

と…

それだけの関係がこの後暫く続くとは、その時は、誰も知らない。


課長には妻子ある事も、まだ梢は知らないのだから…


抜け出せない迷路へと入り込んでしまったまま……



~年の差~fin~

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