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まじか!


意識をなくすまで飲んでたって事と、どうしてこんな状況に…


恐る恐るかかっていた布団をめくって見るが…


はぁ…


何も身に付けてはいなかった。


っか、私この人とヤっちゃったの?!

記憶が一切ない。

肝心な所の記憶が…

心臓が今になってバクバク音を立て初めているのだから、どうしようもない。


「うっ、うーん」


隣に寝ている男はまだ起きないのか…


二日酔いがあるわけではないし、本当に…

ベッドの中で、モソモソ動いていたからか、男に背を向ける様にしたら、男の手が私の腰に置かれ、仰向け状態に

目の前に、中年のオヤジと言うには失礼にあたるだろうが、オッサンの顔がある。


「起きたの?」


言葉を発せられていない私に、ふと笑みを浮かべ


「覚えてない?」


何度も頷き返したが


「それは残念だね」


何が残念なのか…


「もう一回しとく?」

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