※訳あり?

15

「おい!朝だぞ起きろ。お前おばさんの手伝いするんだろ」


耳元で聞き慣れない声に、自分が今何処にいるのか一瞬わからなくなって、昨日から住まわせて貰っている場所の天井をみて、飛び起きた。


「おはよ!ほら早くしないとみんな食堂に集まってくるぞ」


あっ、そうだ。


「おはようございます。はい!行ってきます」


起き抜けのまま、スエットのままで、慌てて部屋を出た。


「なんだアイツ…」


要が出た後の部屋で翔は珍しく笑っていた。

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