4話 再会
眩しい光で私は目が覚める
「ん、んあぁぁ」
起きると、目の前には昨日の夜の焚き火の燃えかすと、その前に座ってた人が
「…いない」
え?え?え?いないのなんで?普通いるのが相場なんじゃないの?昨日もそうだったじゃん
はぁ、とため息を着いたその時だった
「ガルルルル、、、」
「え?」
なんと狼が目の前にいるのである、しまった、忘れてたけどここは森だ、野生の動物なんか山ほどいる
「魔力展k、」
魔力を使おうとした時足に激痛が走った、まずい、体勢を元に戻せない、
「ガァァァァァァ!」
終わったと思ったその時だった
「ドゴォォォォォン!」
「キャイン!」
急に目の前に砂嵐ができ爆音か何かがなった
「よーやく目が覚めたか」
その砂嵐の中にいる人物を私は知っていた
「ネオおばさん!」
「お姉さんつってんだろうが!」
ふつーにチョップが飛んできた
ふつーに痛い
「いやぁ狩りしようと罠仕掛けたらお前が引っかかるなんてなぁ!いやぁ参った参った!」
「もう、死にそうだったんだからね!」
「すまんすまん」
この人はネオ・ミーリア私にとって叔母にあたる存在だ
ちなみにお母さんの妹だ
「前会ったのは2年前だっけ?」
「おう、そうそうよく覚えてるじゃねぇか!」
「まあすごいお母さんと喧嘩してたからね、」
お母さんとネオさんはどちらかというと犬猿の仲だ、仲良くしてるところを見たことがない
「それにしても何でお前がこんな山ん中いるんだ?しかも1人で、」
「…」
「まさか、エレンの奴に見限られたk」
「違う!」
私は声を張り上げたそれにびっくりしたのかネオさんも驚いてた
「お母さんはそんなことしない!絶対に!」
「お、おう、わかったから一回落ち着け」
一度深呼吸したら少し気持ちが落ち着いた、気がした
「さっきはすまなかったな、それで、実際は何があったんだ?」
私はネオさんに全てを伝えようとした、が、
「おっ、おぇぇぇぇ」
「おい、大丈夫か!毒か?毒がまだあったんか?」
違う
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う
わたしはおもいだした、あのこうけいを、あのさけびを、あの、
『早く逃げなさい!』
お母さんの声を、
「ほら落ち着け!深呼吸だほら」
今回は1回じゃ収まらなかった10回、100回、何回したかわかんない、だがそれほどまでに時間が必要だった
「うっ、はぁはぁ」
「ようやくか、大丈夫か?」
「うん、大丈夫、」
それで私はネオさんに全てを話した、
村が侵略者によって襲われたこと、
自分はそこからにげてきたこと、
そして、
お母さんが貫かれたこと、
それを聞いたネオさんはしばらくの間黙っていた、
そりゃそうだろう、仲が悪かったとは言え、家族なんだから、
しばらくした後、ネオさんは私に言った
「ねぇ、村に戻ろう」
予告 第5話 帰還
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