女の子に断って、あたしは花音さんの隣に行くと同じく頭を下げた。

｢申し訳ありませんでした｣

｢お詫びとしては少なすぎますが、ここでのお会計は全て私がもちますので、どうぞ時間の許す限りこちらで寛いで頂けたらと思います｣

頭を上げて言う花音さん。

｢そして、良ろしければこれからも"シャーウッド"をよろしくお願いします｣

女の人達はもう笑ってくれてて

『ありがとうございます』『

ラッキー!!』

なんて言ってたり。

サラリーマンさんなど、花音さんに見惚れ真っ赤になりながら

『ありがたく頂きます』と。

目を覚ませ……。

花音さんは……。

そして、ゴスロリファッションの女の子は、了解というように首を縦に振った。

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