第4話
今度の先生は、全員に平等にチャンスを与えた。
もちろん、あたしにも…。
派手な役割とは無縁だったあたしに、
お遊戯会の劇で ナレーターの役を与えてくれ、
何かに困った時は解決のヒントをくれた。
この年は、よくいじめられもしたけど、
自分に少しだけ自信を持つことができた年。
あたしの"実は出たがり"みたいなところって、
この頃の経験が生きているんじゃないかな。
だって、だってね。
大勢の前で言う一人でのセリフは…、
すごくドキドキしたけど、
とてもとても気持ちよかったから…。
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