「キミちゃんは、なにやるの？」

お姫様に特に興味を示さなかった彼女は、私より興味が無さそうにその様子を見ていた。

「わたしはね、なんでもいい」

確か、お姫様が閉じ込められて王子様が別の女性と結ばれようとするが、王子様がお姫様を助けに行く…というような話だったが、

王子様にはメイドまでついていて、それぞれに独特な個性がある、というお話だった。

結局は司や洋太くん以外の男の子も色んな貴族として個性的な役が与えられた。

さらにキミちゃんがメイド長として早々に決まるが、最後までお姫様が決まらなかった。

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