第47話

だから最近は今日のためにそういうことをしなかった。

…んだけど、お風呂上がりの無防備な姿とか結構我慢してたんだ。



お風呂上がりで髪から水が滴って、上は下着をつけてないのがはっきりわかる格好。


ちょっとちょっとちょっとちょっと!

透けるのは反則だろ!

毎日危なかった。



昨日はサプライズで行っちゃったせいか、俺のことがわからなかったみたいで泣きそうになってるし、その表情も可愛いし、愛おしすぎて…抑えられなかった。


いつも仕事している場所であんなことしたなんて、不謹慎だけど…。



昨晩は、家に帰ってからもっと側にいたいって気持ちがどんどん膨れ上がってきて。

かなり寂しくてびっくりした。

笑ちゃんには内緒だけど。


あの、笑ちゃんが出向でいなかったとき、もう…びっくりするくらい寂しくて。


最高潮の段階でプロポーズ成功していたから、離れたくないって気持ちが強くて。

それなのに、笑ちゃんはそばにいなくて。


週末はほぼ毎回、当直がないときは彼女の元に行っていた。

結婚式も、絶対、やるって決めていて。


笑ちゃんは覚えてないかもしれないけど…、前に、医局の飲み会の帰りに、たまたまウェディングドレスを見て目をキラキラさせて、「いいなぁ」って言っていたことがあって。


それを見て、俺が絶対に着せてあげたいって思っていた。


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