第47話
だから最近は今日のためにそういうことをしなかった。
…んだけど、お風呂上がりの無防備な姿とか結構我慢してたんだ。
お風呂上がりで髪から水が滴って、上は下着をつけてないのがはっきりわかる格好。
ちょっとちょっとちょっとちょっと!
透けるのは反則だろ!
毎日危なかった。
昨日はサプライズで行っちゃったせいか、俺のことがわからなかったみたいで泣きそうになってるし、その表情も可愛いし、愛おしすぎて…抑えられなかった。
いつも仕事している場所であんなことしたなんて、不謹慎だけど…。
昨晩は、家に帰ってからもっと側にいたいって気持ちがどんどん膨れ上がってきて。
かなり寂しくてびっくりした。
笑ちゃんには内緒だけど。
あの、笑ちゃんが出向でいなかったとき、もう…びっくりするくらい寂しくて。
最高潮の段階でプロポーズ成功していたから、離れたくないって気持ちが強くて。
それなのに、笑ちゃんはそばにいなくて。
週末はほぼ毎回、当直がないときは彼女の元に行っていた。
結婚式も、絶対、やるって決めていて。
笑ちゃんは覚えてないかもしれないけど…、前に、医局の飲み会の帰りに、たまたまウェディングドレスを見て目をキラキラさせて、「いいなぁ」って言っていたことがあって。
それを見て、俺が絶対に着せてあげたいって思っていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます