第43話
そう、秘密3つめ。
同棲…というより、結婚しています。
結婚したのは入局してから付き合って1年が経った頃。
「おい…俺は聞いてないぞ!
笑ちゃんは娘みたいなもんなのに!」
「俺も聞いてないっす!
まさか結婚してたなんて…!」
2人がどんどん反論する中、荒川先生は何かを考え込む様子。
「すみません。
本当はすぐにお話しする予定だったんですが…その後すぐに長期出向が入りまして…。
2人揃って、と思っていたので完全のタイミング逃しまして…」
「すみません…」
未だ衝撃を受けた表情を浮かべる2人と荒川先生に頭を下げる。
「あれか!
あの時期か!
だから氷室はすごく元気なかったのか?
今でも覚えているぞ、あれはすごかった。
な?荒川」
「はい、俺もはっきり覚えています。
あの時か」
「ちょ、笑ちゃん知らないので…内緒で…「先生方、あとで詳しくお願いします」」
焦る龍太郎が可愛い。
「待った、じゃあ、結婚式はどうした?」
さらに医局長は思い出したように興奮して、急かすように聞いてくる。
秘密の関係*First*【完】※徐々に公開中 MY☺︎ @_MY_
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。秘密の関係*First*【完】※徐々に公開中の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます