第85話

一度転がり始めた弾は止まらない。

それを追って早足で三人は歩き出した。


通路に弾の転がる音と三人の足音だけが響いた。


弾は暫く転がった後、停止した。

三人もそこで止まり顔を弾から上げた。

「止まったぞ」

「だな」

キセキが弾を拾おうと身を屈めると、周りの壁沿いに火が灯った。


三人は声も出ない程驚いた。

「何?何?」

そして軽くパニクる。

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