第60話

「ならどうしてココが神聖に感じる?魔王になる前にかけたのだとしたら、悪意はないだろう」

「そう、ですね…使ってみますか?」


「但し…」

キセキは空を見上げる。

「ここの魔力を使ったら、たぶんここはもう安全地帯じゃなくなる」

「それしかねぇんだろ?お前が言った案じゃん」


スルムの言葉にスルムたちを見ると三人は頷いた。


何を、躊躇う?


「…そうだな……」


旅の支度を整えて改めて魔方陣の中に立った。

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