第58話

目の前にある文字が欠けた魔方陣の文字だと直感でわかった。


それは木や地面に暗号のように刻まれていた。

「魔方陣…ですね」

「おいキセキ?」

スルムの呼び掛けを無視してキセキはダガーを抜いた。

ダガーで魔方陣の文字を埋めていく。


「お前…魔方陣なんて書けたのか?」

「浮かんでくるんだ…」

一心不乱にダガーで木や地面に文字を彫った。

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