第57話
「ああー!なんかねぇのかよぅ?痕跡!!」
マントの裏に矢を装備しながらスルムがぼやく。
「魔方陣とかさぁ!」
ピシッ――
スルムの言葉と同時に音がして、キセキはそちらに振り返った。
「……あった…」
「え?」
三人がキセキを見る頃には、キセキはそこへ駆けていった。
空間に亀裂が入る音だった。
隠していたのか…!!
踏み込んだ途端、文字が流れ込んできた。
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