言イ伝エヲ信ジルナラ…

第47話

まさに通夜のような静かな野宿だった。


アリウスが火番をしていると、スルムが起き出してきた。

続いてサナトレも。


「どうしたんですか?二人とも」

「眠れなくて…」

スルムの言葉にサナトレがしゅんと俯く。

「役に立てなくてごめんなさい」

消え入りそうな声。

「俺たち、接近戦ほとんどできなくて…魔法も弱いし」


アリウスが言葉を掛けるより早く

「もういいよ。気にするな」

キセキがむくりと身を起こした。

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