サヨナラ

第31話

割り込んできた声に驚いて振り向けば、キセキが身を起こしていた。


「生きていましたか」

アリウスが安心したように笑むと「生きてたな」返事をした。


「あいつは、タニヤの山岳の谷底に俺たちを飛ばそうとしていた…ここに着いたのは俺の思いか、それとも…」


全員がアスラットを見た。


 俺は御免だね!


今にも声が聞こえてきそうだった。


「でも…どうしてロッシュじゃなかったんだろ?」

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