第12話

ヨドミが光に目を向けると金縛りが解けた。

キセキは光向かい全速力で走った。


アリウス!!


“なぁめぇるぅなああ!!!”


背後でヨドミが吼えた。

ゾオッ!!強烈な悪寒が全身を駆け抜けたが、止まらず走り続けた。


光に飛び込んだ瞬間、ヨドミが霧散した。




胸焼けを感じながらゆっくり目を開けると灰色の空が見えた。

むくりと起き上がり全身と周囲を確認する。

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