第7話

何者だ?

なぜ母さんを知ってる!?


“ベルに種を植えたのは我だ…”

咄嗟にキセキは背を向け走り出していた。逃げたのだ。

先を聞いてはいけないと本能が警告していた。


けれど、直ぐ目の前に男が立ち塞がり、また背を向けて逃げる。


…息子と言っていた

そんな!そんなことあるかよ!


“無駄だ。…キセキ”

「うるさい!!」


走り続けても、終わりがない。

光が見えなかった。


“我は、人間に化けてベルを誘惑した”

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