第4話

ロウスの横に立っていた小柄な男は短く答えた。

恐らく、サナトレより小さい、とアリウスは思った。


コボット家の長男ロウスと次男アリウスは母親に似た。


背丈が同じ今もだろうが、まだ城の中で暮らしていた頃、双子のようによく間違えられた。

特に遠目では判別しにくい。


「そんなに怖い顔をしないでくれないか。兄弟だろう」

「まともな言葉似合わないよ」

「ふん…やはりのらないか……」


アリウスはどちらに行くか迷っていた。

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