第3話

残骸の上にスウッと男が二人現れた。

「いつまでやられたふりをしている?アリー」

青年が冷たく残骸を見下ろした。


アリウスは残骸の中から飛び出した。

焦りと警戒の色が浮かんでいた。

「何しに来た…ロウス…」

憎々しげに問う。

「今は手出ししない。俺は傍観者だ…作戦があるのなら、実行するがいい」

冷たい声音で、アリウスとよく似た青年、ロウスは言うとニタリと笑った。


「そういうわけですので、もし攻撃するのであれば、手加減願いますよ」

「御意」

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