第170話

アスラットはすっと背後に回り、尻尾に剣を振り下ろした。

太い尻尾の表面だけに浅い切り傷がついた。

「はれ?が!!!」

きょとんとしているうちに、尻尾に弾き飛ばされ背中から落ちた。


キセキがアスラットの後を次ぐ。

魔法を放つと魔法で消された。


水…!


「何百年生きてるとお思い?」

無数の氷がキセキを襲った。


「オクオリ…息子には手加減頼むぞ」


声の主はそう言いつつ、キセキの腹を蹴り飛ばしていた。

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