第169話

「!!」

わかっていても、空中ときて、技を放った瞬間には隙が出来、かわせないもので。

オクオリは体勢を崩しながらも腕を振ると、爪攻撃がアリウスを直撃し、再び残骸の中へ埋もれさせていた。


「スルム、援護射撃連打!」

「おぉう!」

走るアスラットの声に答える。

「無駄じゃ!」

アスラットは口の端をあげた。

「どうかな」


アスラットの真後ろから、次々と矢が飛んでくる。

「むぅ!」

オクオリが腕を突き出し忙しなく指を動かした。

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