第162話
上半身が人間で、膨らみのある胸に布を巻いていたので、辛うじて性別が分かっただけだ。
下半身はとかげだった。
驚いた脳で、そこまでやっと理解したところに、風が唸る音がした。
「逃げろ!」
いち早く危険を察知したアリウスが叫び、サナトレを抱え飛び退く。
キセキたちもなんとか逃げた。
太い尻尾がキセキたちのいた土を抉った。
残骸が散る。残骸の上にまで垂れ下がっていた長い髪がなびいた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。