佇むは妖艶な。

第161話

次の日、聖域に馬車を乗り捨て、歩いた。


まず砂漠から先へ進めない、とアンブレーでアリウスが情報を得た。

化け物がいる…と。


昨日を振り返れば、モンスター類に遇っていなかった。


何かがおかしい…


気付く頃には、五人は骨と武器の残骸の山を見て愕然としていた。


山の上に女が立っていた。


圧倒される存在感。青白い肌、高い背丈、地面につくほど長い蒼い髪。

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