第149話
一閃……!!
左手の剣をクレイモアに叩き付け軌道を変える。
クレイモアはオリシアの左足太ももをかすり、地面に突き刺さった。
二閃目は、ずっとそれだけを練習してきた――
!!!!――……
暫しの沈黙のあと、カリアがそちらへ顔を向けた。
氷柱が腕を刺し貫いていた。
素早くクレイモアを奪い、オリシアが間合いを取る。
「…お前…」
カリアは驚愕の表情だった。
「勝負あったね」
静かにオリシアが言い、刻印に軽く口付けた。
……呪いには、感謝してるよ
無ければ負けていたから
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