第148話
「身を隠すにはちょうど良い…だから…」
クレイモアが迫る。かわす。
「困るんだ。倒されると」
「身勝手なことを言うな!」
叫びながら、オリシアは逃げるのに精一杯になる。
そう…魔法……
「魔法持ってる?」
「使えなくても支障ないがな」
「そうか…っ!」
予言は…不運だ
だけどね、魔法という呪いには…………
逃げの姿勢で剣を振るう。
右足を一杯後ろに伸ばし、左足の膝を付く。
仰け反るような上半身と背中に振り被った腕がしなる。
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