孤高の女戦士オリシア
第140話
……戦いの時は独りだ…
とオリシアは思っていた。
教会の建つ小高い丘にオリシアは立った。
向こうは崖。海の打ち付ける音と潮の匂いと、夜闇に溶け込むかのような黒い人間がいた。
「今更、神に何を祈るって?カリア」
特徴のクレイモアを見つめながら言うと、
「さぁな。お前は何を祈る?オリシア」
抑揚のない声で言い、カリアがゆっくり振り返った。
黒い髪、黒い瞳、黒い服。190の身長に大剣クレイモア。
「随分落ち着いているな?シウルでは血相変えてたようだが?」
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