第137話
「出来てた?」
「少し。中々ですよ」
「目を開けてないとダメよね…敵の方向に壁出さなきゃ」
サナトレは地面を見たまま呟いた。
「僕を敵に見立ててください」
サナトレの前に立つとアリウスは拳を突き出した。
「ここら辺狙いましょうか?」
的があったほうがやりやすいだろうとナイフ投げを思い出して。
思った通り、壁が出来た。
アリウスはそれを殴った。壁は呆気なく崩れた。
薄い…
「この調子で行きましょう」
悪い結果は言わず、アリウスは笑顔で励ました。
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