第136話
「ええ。防御に適している属性なんだと思います」
「やってみる」
「あぁすみません」
繋いでいたままの手が離されると、サナトレは地面に手を付いた。
平静を装い手を離したが、自分が女の子の手を掴んでいたのだと意識すると、照れ臭かった。
「どんな形かな?」
「盾ですから、壁のようなものでは?」
額に手を置いて答える。
「壁…」
サナトレは目を閉じた。
土が波打った。
徐々に土が盛り上がってくる。
「プハッ」
知らぬ間に詰めていた息を吐き出し目を開けると、ぽんと消えた。
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