まほうのくに2

第133話

さて、それでは鞄を置いて「はじめましょうか」サナトレを振り返る。

「まず、ここは魔法大国なので、なんとなく感じている違和感はわかりますか?」

「うん…国境越えた途端に暖かくなった気がした」

優しくアリウスは頷いた。

「サナさんは土属性なので、足元の土に触れて」

サナトレはしゃがみ土に手を付ける。

「目を閉じて……大地の気を感じてみてください」

浮遊感に目を開ける。パチパチと瞬きをした。

「どうしました?」

「…今、ふわって……」

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