第130話
アリウスは何度か訪れた事があるので、ゆっくり読書をしようと思ったのだ。
宿近くのオープンカフェで読書して暫くすると、サナトレが戻ってきた。
「あの…」
集中していたアリウスは軽く目線を上げ微笑んだ。
「ああ、サナさん。どうしました?」
サナさん?サナトレだから…?
考え掛けて首を振る。
「あの、ここ、魔法の国ですよね」
「ええ」
「ここにある、魔力の力を借りて、練習したら、魔法をほんの少しでも、使えるようにならないかな…って…」
サナトレは考えていたことをたどたどしくも伝えた。
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