第64話

「君、勇敢だね。あちらの女の子を助けようと思ってたら、助けがきたから、こちらに来たんだよ。君もかなり魔法使えるんだね」


青年は服の埃を払いながら喋った。


「体に負担かかるみたいだから、あまり多用しないほうがいいよ」

やれやれと息を吐くのを呆然としたまま見ていた。よく喋るなぁ…「これから母親になるんだから、自分を大切にしないと」この言葉にキセキは周りを軽く見回した。

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