第60話

アスラットの動体視力は高い。


飛びかかってくる小物をかわし、目の前の敵を斬る。

舞のように、二つの剣を巧みに扱う。


あまり長さのない剣なので、若干接近戦になり、大体の人は返り血が付くが、アスラットには付かない。


気配で斬り倒しているので、近づいてきた気配に剣を振り、寸止めした。

相手が退いたので、寸止め状態になってくれただけで、その場にいたら…。


…エルフ!?


「すまん!」

「いいってことよ!」

動揺しつつ背を向け謝る。

相手もすぐ去っていった。


そういえば、サナトレ大丈夫かよ?


そちらを見ると、キセキと離れたサナトレは果敢に闘っていた。


さすがモンスターハンター!


思いながら、サナトレに近づくべく、そちら向かい敵を倒し始めた。

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