第45話

魚だけでは味気無さすぎるということで、スープを作ることになった。

こちらはサナトレが腕をふるった。


先程、歩きながらみんなで取った山菜を適当な大きさに切っていく。


湯が沸いたら、ダシ用に分けてもらった魚と山菜を入れ、携帯調味料を入れる。


魚の焼ける匂いとスープの匂いに、アスラットのお腹が鳴った。

「ばか正直」

キセキがふんと笑った。

「…眠いのではなく、機嫌悪いのかい?」

「オリシア正解」

「俺たち、親友でありライバルだから」

キセキが半身避けると、肩を組もうとしていたアスラットの腕が空を切った。


「中々息合ってるね」

あははとオリシアは笑った。

「私もお腹ペコペコ~まだ~?」

スープを盛り付けながらサナトレが言う。

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